1月27日(金)の「まぁるいしずおか・えもなトーク」は、トークゲストに金井 将昭さん(獣医師・Honey Children理事)をお招きし、会場に23人、そしてZoomでの同時配信も行いました。
世は空前のペットブーム。新型コロナなどからくる孤独感などでペットに癒しを求める人が増えているともいいます。
今回のえもなトークでは、ペットの犬や猫だけでなく、大型の動物(鹿、牛、馬・・・)、トカゲ、ワニなど両性類、爬虫類、鳥類、虫たち・・共に地球に暮らす生命のことを見つめ直し、思いを寄せる時間になればと思って企画しました。
獣医師とは、どんなお仕事なのか、という金井さんの自己紹介をいただき、それから引き続いてのワークショップ①は、「生まれ変われるならなりたい動物」を書いてみましょう。
ご参加のみなさんからは、犬、猫、亀、鳥、白鳥、蝶 と…たくさん答えが出ました。では、その理由も話して…との問いかけもありまして、みなさんいろいろな理由をお話しました。
白鳥になりたかったのは、昔「白鳥の湖」のバレーを踊りたいと習っていたから!と、優雅に踊りながら答えてくださった方もいました!
金井さんからは、「なりたい動物の姿、性質は、今の自分がやりたいことなのかもしれません」とのお話。
みなさん、驚きながらも納得!
その後、動物は、「愛玩動物」だけではないとのお話。食物生産や、医療などにも動物の「生命」をいただいている。また、生き物の多様性が地球そのものの宝である。とのお話。
ワークショップ②は、「聴診器で自分の心音を聴く」安静時から運動後の心音、拍動数などを数えながら音の違いも知ることができました。
心臓に感謝です。動物によって心臓の大きさや拍動数はもちろん違うのですが、誰にとっても大切な心臓であることを実感、体感しました。
お話は、
「ONE Health One World 」へ。
この言葉は、SDGsの話の中でもよくつかわれる言葉。
ぜひ知ってほしい。実感できることだから。そして、つながる全ての命を未来の子どもたちへ引継ぎたい。実感をもってお話を聴いた1時間半でした。
お話を聴いたみなさんは、きっと明日から「動物・人間・地球の生命はつながっており、このすべてが健康であるためには・・・」ということを実感した行動を大切にされることでしょう。
会が終わっても、会場のあちこちでお話の輪が広がっていました。
トークゲストのエモーショナルな思いを十分に受け止めて、みなさん、つながりの温かさも感じてもらえた時間になりました。